ペコンとコンペ生活

Tokyo Midtowm Award 2009 デザインコンペ 【第2回】

「Japan New Gift 日本の新しい手みやげ」

ビジネスシーンで。帰郷の際。ホームペーティに招待されて。友人に。同僚に。日常で登場する手みやげのありかたは様々です。デザインが洗練された、「新しい」日本の手みやげが今回のテーマです。

Tokyo Midtowm Award 2009
東京ミッドタウンは、“「JAPAN VALUE(新しい日本の価値・感性・才能)」を創造・結集し、世界に発信し続ける街”を目指す一環として、「Tokyo Midtown Award 2009」を開催します。
  • 吉田 龍司(先輩)
  • 酒井 雄大(後輩)

外国の人ってコーヒー、紅茶にめちゃ砂糖いれるイメージあんにゃけど。

エスプレッソとかもですね。

せやな~。

グラニュー糖をどっさりと。

盛っていくもんな~。

グラニュー糖の消え方は美しい気がします。

うんうん。

しっかし、砂糖に機能も何も……甘み成分ですから。

砂糖のなんか問題点ってないやろか?

佐藤さんですか? もう少し痩せたほうが良いと思います。

そうそう。あいつは太り過ぎ。。ってコラッ!

佐藤違いでした。悪しからず(笑)

よろし!

砂糖の問題点ね……俺は砂糖、タマーにしか入れない派です。

スティックシュガーって量が微妙じゃない? おれもそやわ。

あれ全部入れるのはちょっと……

せやねん。少しでいいときに1本はなぁ。

残った分は、また紙折って戻しますよね。

なんかみっともないよな~。

紙がほどけて「あああー……」なんてことも。もうお客様に出せる姿ではないです。

せやわ。みっともない。

スプーンの上に角砂糖乗ってくる場合ありますよね。あそこは砂糖置きじゃない!

いえす!

We Can!

ほんで、角砂糖も量の調節がしにくい!!

あれ、調節不可能ですね。やるとすれば……スプーンごと浸して、ほどよく溶けたら取り出す感じですか?

うわー、そうなったらもうホラーやな。

アッチッチ、ですよ、そんなもの。

もはや次は使えへんもんな。

熱湯に指浸かっちゃいます。

「コマーシャルか!」ってな~。

ゆとりもクソもないです。

ふむふむ。もっとスマートに。

グラニュー糖は成形できるでしょうし、もっと有効な形はあるでしょうね。

ほんまやな~。

今おやつの時間くらいです。コーヒー飲みたくなってきました。

ミーツー

入れます! 頭で考えず、手を動かす!

ドント・シンク!! フィール!!

考えるな、感じろ! 「ドント・シンク」が、一瞬ドレッシングに見えました(笑)

ドレッシング!! フィール!! どういう意味やねん!

かけるな、感じろ!

無理です!

いや、かけるでしょうね。

かけます! ドレッシング!!

余談でした(笑)

砂糖の話の途中やったっけ。カタチをいじるのはおもしろいな。

そうです。使いにくい砂糖。調整が難しいんです。

その調整を楽にできるようなカタチ……かつ日本らしさ。そして機能美。

角砂糖ならもっと角を小さくしたら調整しやすいんでしょうけどね。

せやな。「おれは2つ。わたしは3つ」みたいな感じ? でもこれじゃ角砂糖の域をこえへんな。もっとスマートな感じで、量の調整が容易にできて、かつカタチもきれい。みたいな。

好きな分だけ折って使うとか。

スティック状か。きれいかも。

あとは板チョコ状。でも残った姿がビミョー! やはりスティック状ですかね。

もとのカタチがおっきいかもな~。収納時もスマートであれ!

です! 棒状のものに切れ込みがあって、そこで折れるとか。

うんうん。1つの切れ込みで何グラムとかわかれば調整しやすいな~

でも、切れ込みがあることを解ってもらえる形状が必要ですね。新しいものを許容してもらうべく。

棒状で、切れ込み。。。。

何かのモチーフにはできないですかね。そのモノに対するイメージを拝借。

「竹」とかってどうかな? 節が切れ込みで、かつ日本のイメージない?

竹ね! 節があることはみんな承知の形状です。しかも日本の風情に合う。

いいんちゃう?

アジアのイメージあります。

こんな感じ

良い良い。


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